2013年02月26日

お釈迦さまものがたり[19]《アララ・カラマー仙人「我(が)」》

昨日までは、暖房いらず晴れこんなに天気がよかったのに・・・

IMG_20130223_153624.jpg


今日は、雨です雨



それでは、

アララ・カラマー仙人の言う「我(が)」とは、


「意識」表面意識層「無意識」潜在意識層から 


何がしかの想念を働かせようとする意識作用

ないしは

そのものが本能的に働こうとさせる意思作用のことを意味します。



ここでの「我(が)」とは、


意識ばかりでなく


無意識なまま、オレだ!オレだ!と意が働いていってしまう自分へのこだわり」

「知らずとも逢着してしまう自意識への自然回帰」


といえるものであり、


まあ言ってみれば当然ですが、


私達はわからないうちに


心全体(表面意識・潜在意識)からなる意識


自分自身へと向けていくのでありますが、



これをアララ・カラマー仙人



「我(が)」と言ったのです。



以上、


「意識」「無意識」「無の境地」

そして「我(が)」について説明をいたしました。




おさらいです。



「意識」とは・・・


10%・表面意識からする私達日常の意識活動



「無意識」とは・・・


私達・心の中に隠された90%・潜在意識から働くことになる意識活動で、

普段は現われないけれども、まさに無意識のうちに自分となって意識しているもの



「無の境地」とは・・・


表面潜在の両意識活動が完全に停止された、

いわば心不在の状態
※特別な場合を除き、実際にこの状態を作り出すことは不可能


「我(が)」とは・・・


私達の心(表面意識潜在意識)が知らぬうちに本能的に自分自身へと赴こうとする意識作用



ということになります。



ただ〜しexclamation


これは結論となってしまうのですが、


アララ・カラマー仙人が目指していた「無の境地」


まあこれは言ってみれば、


全意識の停止心不在が叶ったの境地」ということになりますが、


そんなことは・・・



できっこありません。



なぜならば、


「心」というものは・・・


それこそぴかぴか(新しい)神様の分け御霊(みたま)ぴかぴか(新しい)

となって永遠な生命をいただき、


この世・あの世を超越して存在をし、


決して滅することがない、


まさに「久遠な命」そんな本質をそなえているからといえます。



「心」というものは、


それが存在しているかぎりにおいては、


永遠に・・・それこそ、とこしえに生き続けようと、


即ち意識(表面ないし潜在の意識)活動を働かせようとしている生命体であるからです。


アララ・カラマー仙人には、



こうしたの本質正しい解明に及ぶことまではされなかったのです。




ですからアララ・カラマー仙人は、


ゴータマ・シッタルダお釈迦様とは違い、



実際に「悟る」ことはできなかったことになるわけですが、



アララ・カラマー仙人悟れなかった根本理由は、


欲望をあからさまに求めようとする「我(が)」ばかりでなく、


人間本能ともいうべき生きていくための意識無意識からなる意識生命活動をも、


これを「我(が)」であるとして無理に抑え込もうとした


いわば「心」の本質を無理にねじ曲げた


「無の境地」に彼は敢えてこだわったからといえます。



それはともかくとして、


先のヴァックーバー仙人は、


煩悩苦を生み出すとされる「肉体」に焦点を絞ったのに対し、


アララ・カラマー仙人は、


肉体ではなく「心」

それも

意識(表面意識)ばかりでなく無意識(潜在意識)からの自分へのこだわり(本能的に働こうとする心の意思)すなわち 我(が)

そのものに着目をしたわけであり、


その点はとても優れたとらえ方をしていたことになります。


先にもある通り、


「無意識」までの自分を否定しようとした点は難点があるも、


眼が覚めているかぎりにおいて、


自分とともにいつでも自分となって

意識としての「我(が)」が働き、


自分は生きているわけ
でありますから、


それに気づき


それを苦の原因としたことは、



明察なとらえ方をしていたということになります。



最近の『お釈迦さまものがたり』は、一番大事なを扱ってますので、

やや難しくなってきてますがあせあせ(飛び散る汗)

もう少しお付き合い下さいたらーっ(汗)


数回先では、お釈迦さまの瞑想法も紹介していきますexclamation


そして次回は、

アララ・カラマー仙人の

「我(が)」を捨てるための修行法


をお送りします。わーい(嬉しい顔)


posted by どうざん at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | お釈迦様ものがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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